やさしすぎて疲れるあなたへ。自分を守るための新しい考え方
人には親切、誠実で一生懸命、もっと世の中がよくなればいいのにな~と
思っている、そんなやさしい人が自分らしいシアワセを感じながら
生き心地いい毎日を送るためにできることってなんだろう?
今日はそんなお話です。
やさしい人は報われにくい理由とは?
「やさしい人」とは、周りの人を大切にし、他者をつい優先して行動してしまいます。
けれど、報われにくいと感じることはありませんか?
それは、あなたが自分に小さなうそをついているからかもしれません。
私たちはつい、他人に対して過度に親切にしすぎることで、自分の感情や欲求を抑え込んでしまいます。その結果、他人に利用されたり、八つ当たりの対象にされることもあるのです。
やさしさが評価されないと感じる理由の一つは、自分が発している波動にゆがみが生じてしまうこと。
人を優先させることで、小さなうそが積み重なって、苦しんでいるからかもしれません。
やさしい人が当たられる理由
やさしい人ほど、相手にとって「何をしても許してくれる」安心感を持たれがちです。
そのため、他者のストレスやイライラのはけ口にされることが増えてしまうのです。
特に、職場や家庭などの身近な関係では、相手の感情が直接ぶつかる場面も多く、あなたの優しさが逆に八つ当たりのターゲットになりやすくなります。
あなたの優しさが相手にとって「都合がいい」存在に見えてしまっているのです。
自分の「イヤだ」に気づく大切さ
やさしい人は、他者の感情に敏感で、相手を喜ばせたいと思う気持ちが強いですが、自分の「イヤだ」という感情に鈍感になりがちです。しかし、その感情を無視し続けると、疲れやストレスが溜まり、結果的に自分を傷つけてしまいます。
まずは、あなた自身が何を「イヤだ」と感じているのかに気づくことが大切です。相手のために自分を犠牲にするのではなく、自分の感情に正直になることで、より健康的な人間関係を築くことができるでしょう。
誰かれ構わずやさしくしなくてもいい
すべての人に対してやさしくする必要はありません。
むしろ、自分の大切な人や、自分にとって重要な関係に焦点を当てることが、結果的に良好な関係を保つためには必要です。
やさしさを使い分けることで、無駄にエネルギーを使わずに済むのです。
やさしさは、無限に与えられるものではありません。
自分のリソースを守りつつ、本当に大切にしたい人にやさしさを注ぐことを心がけてみてください。
「やさしい人」というラベリングから抜けるために
最後に、「やさしい人」というカテゴリーに自らが縛られないための挑戦を始めてみましょう。
少しずつ「ノー」と言う練習をする、自分の感情を優先する時間を増やす、などの小さな変化から始めるのがポイントです。
あなた自身が自分の感覚を大切にし、無理せずに余計な気を遣わずに、他者と接することができるようになれば、より生き心地の良い毎日が待っています。
やさしさを手放すのではなく、まずは自分にやさしくすることが、実は本当の幸せへの第一歩なのです。
まとめ
やさしい人は、その優しさゆえに自分を犠牲にしてしまうことが多いですが、まずは自分の「イヤだ」という感情に気づき、
誰にでもやさしくしなくても良いことを認めることが大切です。
そして、「やさしい人」というカテゴリーから自ら抜け出し、自分自身をもっと大切にすることにチャレンジしてみてください。それが、より良い人間関係と自分らしい幸せな毎日への鍵です。
意識して積み重ねる。これは現実を変えていくときに、最も地味ですが、もっとも効果がある方法です。