プロフィール&ライフストーリー
プロフィール
profile
にしむら浩子
大阪府在住。
こころのセルフケアスクール主宰。メンタルセルフケア講師、心理セラピストとして活動中。
健全な自尊心を持つ者同士の助け合い文化が広がりますようにと、繊細で優しい人たちが心地よく生きられるようサポートしています。
これまで大学職員やシュタイナーこども園保育助手、ヒーラーなど多彩な職を経験。
2019年からメンタルセルフケア講師として3年間で800人以上、心業界最大手会社にて1300人以上の受講生をサポート。
2024年9月から、バージョンアップしたセルフケアメソッドを提供再開中。
ライフストーリー
life story
幼少期は、常に人の顔色をうかがいながら過ごす日々でした。
厳格な父と、しつけに厳しい母のもと、「いい子でいなければならない」というプレッシャーに押しつぶされそうな毎日。
自分の感情を押し殺し、外では笑顔を保ちながら、内側では不安や孤独感にさいなまれていました。
大人になってからもその延長で生き続け、心は空っぽのまんま生きていました。
国立大学の秘書として働いていましたが、どこか自分に嘘をついているような感覚が拭えず、やりたいことがあっても、「どうせ無理」と諦めることばかりでした。
しかし、20代後半に訪れた悲劇が私の人生を一変させました。
心の支えであった恋人を突然失い、
その後、数年間にわたる引きこもり生活を送りました。
人生のどん底に落ち、何もかもが絶望的に感じられたその時、ヒーリングとの出会いが私を救いました。ヒーリングの力を信じ、自分自身でもそれを学び、ヒーラーとしての道を歩み始めました。
約10年にわたりヒーラーとして活動し、多くのクライアントの心を癒してきましたが、私自身の心には依然としてモヤモヤとした感情が残っていました。
スピリチュアルな方法で人々を支えながらも、自分の中にある空虚さは消えることがありませんでした。
そんな中、私の人生に再び大きな試練が訪れました。
家族の介護と仕事の両立で心身ともに疲弊し、ついにはがんを発症してしまいました。
ステージも進んでおり、「これで終わりか」と絶望しましたが、多くの方々の支えによって克服。
その後、「もう自分に嘘をつく人生はやめよう」と決意し、心理学を学び始めました。
オープンダイアローグやナラティブセラピー、認知行動療法、スキーマ療法、アドラー心理学、ブロック解放、コーチング、タッピング、瞑想、内的自己対話、ポリヴェーガル理論、パーツ心理学など、さまざまな手法を学びました。
心の仕組みと向き合うことで、自分自身の心を整えていきました。その中で、特に大きな影響を与えたのが「身体の感覚」に基づくセルフケアでした。
心と身体が調和することで、私の人生は再び光を取り戻しました。そして、セルフメンタルケア講座を立ち上げ、3年間で800人以上の方々をサポート。その後、心業界最大手の会社で2年半、延べ1300名以上の受講生を支え、2024年にはバージョンアップしたセルフケアメソッドを提供し始めました。
今では、自分の人生を再び歩む力を取り戻し、他の人々が同じように自分らしく生きるお手伝いをしています。私の経験が誰かの希望となり、新たな一歩を踏み出すきっかけとなることを願っています。