職場のストレスが生きづらさにつながっていませんか
じぶんのこころの中で起きている葛藤や自由になれない感覚だけでなく、
職場の人間関係に疲れてしまうってこともありますよね。
今日はいじわるな人との上手な距離の取り方についてのおはなしです。
職場での居心地が悪いと大変です…
仕事は日々のルーティンの一部。
特に気を遣う「お局様」や「意地悪な人」との関係がうまくいかないと、毎日のストレスが積み重なり、職場へ向かう気力さえ失ってしまいますよね。
この独特の居づらさは生きづらさに当然つながっています。放っておくと精神的な負担になり、さらに仕事の効率にも影響を及ぼします。
けれど、対処法を知れば、職場の人間関係もただただしんどいことを我慢するだけが方法ではありません。
今回は、そんな問題を解消するための具体的なアプローチを提案します。
お局様やいじわるな人が感じているのは実は「不安」です
周囲にいじわるな態度をとる人は、実は自分自身の不安やコンプレックスを抱えている場合が多いです。
「お局様」と呼ばれる人も、昔は新人だった時期があり、経験を積む中で不安を感じることも多かったでしょう。
その不安やストレスを周りにぶつけてしまっている可能性もあります。
そんな背景を想像&理解することで、まずは一呼吸できます。
自分が気遣いが足りなのかな?とすぐに不安に引きづられなくても大丈夫、少しだけ彼らの立場を理解しやすくなります。
こころの距離をとる大切さ
相手と適度な距離を保つことは、心の平穏を守るために非常に重要です。ほんとうに!
職場では、物理的にも心理的にも「距離を置く」ことが有効です。
「先輩の言うことは絶対!」と萎縮してしまう必要はありません。 かといって、必要以上にプライベートに踏み込むのもNGです。
業務連絡はきちんと行ったうえで、会話を必要最小限にし、深入りしすぎないことで、相手の影響を受けにくくなります。
自分の心が疲れてしまう前に、しっかりと境界線を引き、適度な距離を保つことを心がけることが何よりも大切です。自分が自分にやってあげられることを淡々としてみてください。具体的には…
気に入られようと近づきすぎない方がいい理由
多くの人は、職場で「嫌われたくない」と思うあまり、無理に相手に合わせようとします。
けれど、無理に相手に気に入られようと近づきすぎると、かえってストレスが溜まることが多いです。
逆に、適度な距離を保つことで、過剰に相手の気分に意識を向ける時間が減っていきます。
相手の顔色を窺いすぎるのは、こころの距離が近すぎているから。
まずは自分自身のストレスを減らすために、恐いな、めんどくさいなと感じている人への関心フォーカスをゆるめます。
相手の不安に巻き込まれないよう、自分を守るためにも、無理に接近することは避けましょう。
まとめ
関係は、適切な距離感を保つことで大きく改善できます。
特にお局様や意地悪な人に対しては、無理に関わろうとせず、心の中で「不安なんだな」と理解し、お見舞いの気持ちを持つことが大切です。
彼らもまた、何かしらの理由でストレスを抱えているのです。けれど、それをあなたがケアしなければならないことでもないのです。その心情へ理解の眼差しを向けるだけで大丈夫。
あまり近づきすぎずに、適度な距離を保つこと。それだけで、あなたの心もぐっと楽になるはずです。自分を守りながら、恐がりすぎず、気を遣いすぎずに、職場での人間関係に心の距離を持つことを少しずつ練習していってみてくださいね。
あなた自身の心の平穏を第一に考えていいのです。